ぼくたちに、もうモノは必要ない
title【ぼくたちに、もうモノは必要ない】
著者【佐々木 典士】
出版社で働くサラリーマンの著書。
海外でも24カ国語に翻訳されてる、グローバルに活用できるミニマリズム。
①人は幸福に見せる為に四苦八苦している
②旅館やホテルの解放感は、物が少ない非現実的な空間の影響が大きい
③物の維持には管理する労力、維持費が掛かる
(1畳の家賃は2,000〜5,000円が平均)
④ミニマリスト=必要な物を理解しており、大切なものの為に減らせる人間
⑤2014年時点で人が1日に受け取る情報量は江戸時代の人の一生分ある
⑥人間は1日に6万の考え事をし、うち95%が昨日と同じ事らその中の80%ががネガティブな事
⑦願望→叶う→慣れ→飽きる のメカニズム
⑧人間は今の状況で未来の感情を予測する
(30分後の事はわからない 10回目に袖を通した事は予測できない)
⑨物=自分自身と錯覚しがち
⑩人はやりたく無い時に不可能と言う
11.街を間取りと考えて人を招待する
12.熱く語れないものは捨てる
13.もう一度買おうと思わない物は手放す
14.幸せは時間の豊かさに比例し物の量に比例しない
15.物を少なくする事は性格はおろか環境を変え、自分を好きにさせる
16.他人と比べると不幸になる
17.お金は物より経験に使った方が幸せの持続時間は長い
18.人はやった後悔よりやらない後悔が印象に残る
19.未来ばかり考えている人は今をないがしろにしている恐れあり
20.バックボーンを想像すれば思い入れが湧き、感謝できる
21.幸福の見本は捨てる
22.幸せになれる
【感想】
純粋にサラリーマンの方が書いたというのが、心に響いた。
SNSの普及で外見を、外見に投資し自分を過大して見せる文化になりつつあるけど
お金にも限度があるし、他人からの承認がなきゃ喜べないと、いつかパンクすると思う。
このミニマルリズムは必ず普及すると思うし、人間関係やお金に疲れた人々の救いになると思う。
【物に支配されていくメカニズム】と【未来ばかり見て今をおざなりにしがち】は痛い程痛感した。
勉強になったし、色々捨てます笑